今日からは関係詞を勉強します。
たとえば次のような語をつくりたい場合、以下の手順を踏みます。
私に英語を教えてくれた先生
これは
私に英語を教えてくれた 先生
と「私に英語を教えてくれた」が「先生」を説明していると考えられます。そして、英語と日本語は基本的に語順が逆なので
先生 私に英語を教えてくれた
とひっくり返します、しかしこのまま英語になおしても
The teacher taught me English
「その先生は私に英語を教えた」
という一つの文となってしまい、taught me EnglishがThe teacherを説明しているとはわかりません。そこでtaught me Englishがthe manを説明しているというしるしに関係代名詞whoを間に挟み連結します。
the teacher who taught me English・・・私に英語を教えた先生
cf. The teacher taught me English・・・その先生は私に英語を教えた
このように関係代名詞は(主語)+動詞を含んだ形容詞を作り、「直前の名詞(先行詞と呼ぶ)をこれから説明しますよ」という目印として使われます。
説明したい名詞 + 関係詞 (主語) + 動詞
the teacher who taught me English
残念ながら、関係代名詞はwhoだけではありません。説明したい名詞が人か物か、そして関係詞のパートの中で主語の働きをするのか、所有を表すのか、それとも目的語になるのかによって使い分けます。
主語 所有 目的語になる
人 who / that whose whom (who)/that/省略
物・事 which / that whose which / that/ 省略
関係代名詞は日本語にはない文法ですが、主語や動詞が一つにまとまって形容詞のまとまりを作り名詞を説明するということは日本語でもあります。日本語と英語は語順が違いますので日本語では前から後ろにかかりますが、英語では後ろから前にかかります。
英語がうまく話せる 男 a man who can speak English well
関係詞を使った文章は長くなりがちですので、特に英文を読む場合はどこまでがひとまとまりなのか常に意識して読み、メインの動詞と関係詞のパートにある動詞を混同しないようにしてください。
引用元
明日香出版社
TOEIC TEST文法完全攻略
著者 石井辰哉
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